投稿日時 2024-06-10 21:35:43 投稿者 御狐 このユーザのマイページへ お気に入りユーザ登録 |
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「…結構遠くまで来たね。もう少しで、終わりだよ。」 「多くの同胞の犠牲と数多の決断を乗り越えて、遺跡の深部に到達した私は、この純粋の薄れた身体を限りなく元に近い状態にするために神の心臓を食らって膨大な生命を得た。この摩耗した魂を最も純粋な状態に戻すために、私は自分を初期化した。…そして、私と最も親和性の高い貴方をこの身体に同期させて、この身体と魂が再び成熟するまでずっと待ったんだ。」 「全てはあの黒い星を根絶するために。この世界の苦痛と喪失をここで終わらせるために。私達はミカになったんだ。」 「私の…星界の巫女としての…最後の使命を全うする時が来たよ。…貴方を巻き込んでしまって申し訳ないと思っている。…気が済むまで私を恨んで、この理不尽を憎んで、大切な人とバイバイして。」 かつて黒い星を追って世界を放浪していた星界からの使者の一人だった少女。 彼女は何度も生まれ変わり、星界の巫女としてこの世界を守ろうとしたが、度重なる転生によりその魂は摩耗し、その身は既に巫女の血が薄まってしまっており純粋な器では無くなってしまっていた。 |
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